gingax’s blog

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赤ちゃん言葉は標準語と方言どっちがいい?元気ならどっちでも大丈夫

あなたは赤ちゃんに言葉を教えるときに、

方言を気にしていますか?

 

私は自分の地方の方言が好きなので、

そんなことは考えもせず、

いつも方言で話しかけていました。

 

中には、

『きつい言葉遣いに聞こえるから、

できれば標準語で…』

と思われる方もいます。

 

赤ちゃんの頃から方言で話しかけることに

どんな意味があるのか。

 

私の経験談を聞いてみてください。

 

 

方言は聞きづらいって?そんなぁことな~い!

私の知人に標準語がいい

という方がいらっしゃいました。

 

その方のお子さんは小学生。

家族全員で標準語で会話することにしたそうです。

 

旦那さんも含め誰一人、

標準語圏で生まれ育ったわけではありません。

 

その方自身も訛りがありました。

(今思えばそこまでひどい訛りではなく、

綺麗な言葉遣いをされる方でしたが。)

 

同じ地域で生まれ育ち、

標準語を話すことも難しいし、

考えたこともなかった私は、

なぜそういうことをしようと思ったのかを

聞きました。

 

『子どもの話す言葉がひどいんですよ!』

『言葉遣いが悪すぎて…』

とのこと。

 

「まだ子どもだし、しょうがないんじゃない?」

と言ってみても、

 

『ダメです!あんな話し方されたら、

ガラの悪い人間が家にいるみたいで…

耐えられない!!』

…だそうです。

 

(すごい徹底してるなぁ。)

とその当時は思いました。

 

今、小学生の子を持つ親になってみて、

その方の気持ちも少しはわかるようになりました。

 

けれど方言自体をやめさせようとは思いません。

 

子どもって容赦ないので、

家の外で覚えてきた言葉を

善悪なく使うことがあるので、

 

あまりにも荒い言葉を使うときは

注意はしますけどね。

 

 

さて方言がいいか悪いかは、

個人の思うところによりけりです。

 

なので自分の子どもに

方言を使わせるか使わせないかも、

親次第ということです。

 

言葉は方言じゃなくって標準語で覚えさせたい

 

どうせなら子どもが言葉を覚え始めるころには、

ご自身が方言を使わず、

標準語で話されることをおすすめします。

 

親の話す言葉を赤ちゃんは聞いて覚えます。

 

なので途中で矯正するより、

ずっと簡単に標準語を話す子になるはずです。

 

 

言葉の不思議

 

私が子どもを産んでから、

これまで育ててきて、

子どもに話しかけたり言葉を教えるときは、

いつも使う自分の生まれ育った地方の方言を使っています。

 

なので子どもも同じ方言を使います。

 

それはなんとも可愛らしい時もあれば、

少しニクらしい時もあります。

 

私にはなじみのある言葉ですが、

違う地方の人が聞いたら、

あぁ、そういう風に話すんだ。

うちとは違うな…と感じるでしょう。

 

そして方言を使っているだけで、

だいたいの生まれ育った地方が予測できます。

 

 

同じ日本でも地方によって話す言葉が違う。

でも言葉は通じる。

元は同じ【日本語】なのに、

おもしろいですよね。

 

ついついなじんでくる地方の言葉

違う地方の言葉に近づくと、

いつのまにかその言葉が自分にも

染みついてくることもあります。

 

例えば、

 

私には関東地方に嫁いだ姉がいるのですが、

引っ越して間もなくは

『絶対あっちの言葉には染まらへん。』

と言っていましたが、

 

今ではやや、関東方面の話し方になっています。

 

自分があれだけ嫌がっていたのにです。

 

本人は『え?そうかな?』と絶対に認めませんが…。

 

そして私自身も、

同じ地方の言葉でも

違う言い回しがある言葉なんかは、

友達づきあいが変わると

いつのまにか変化している、

ということに気がつくことがあります。

 

例えば、

今までは

『あの人、〇〇してる。』

と言っていたのが

『あの人、〇〇してはる。』

というように

いつのまにか変化していることに

ある日ふと気がついたのです。

 

もしかしたら確固とした意志がない限り、

人間は柔軟に変化していくものなのか…。

 

ずっと毎日その言葉に触れていると、

いつの間にか身に沁みついてることがあるんです。

 

それは外国語の勉強と似ていますね。

 

子どもは大人よりももっと柔軟なので、

普段は方言を話していて、

ある日違う地方に行ったとしても、

すぐにその土地の言葉に染まるのでしょう。

 

でも、

生まれ育った自分の地方の方言も忘れず、

要所要所で使い分けるのです。

 

私は日本語しか話せませんが、

バイリンガルの方はそんな感覚なんでしょうか…。

 

ほんとにおもしろい現象(?)だなと思います。

 

ちなみに高校の時の同級生に

関東訛りの子がいました。

(お気づきかと思いますが私は関西圏です。)

 

『私は絶対に関西弁なんて使わないよ!』

『だって気持ち悪いじゃん!』

 

と大声で話していました。

 

小さい頃にご両親とともに

こちらへ引っ越してきたらしいですが。

 

彼女にそれほど関西弁に対する嫌悪感がなければ、

どうなっていたのかな…

なんて思います。

 

最初に話した知人と同じような

強い意志を持った彼女でしたが、

どうか今も確固とした意志を貫き通して、

自分の選んだ言葉で話し続けていてほしいです。

 

 

 

まとめ

 

赤ちゃんに方言を使っていくかどうか、

決意のほどは固まりましたでしょうか。

 

赤ちゃんに方言を使おうが、

標準語で言葉を教えようが、

環境によって言葉をつかいわけるようになります。

 

自身に確固とした意志がない限り。

 

そして標準語圏で生活していない人も、

方言だけしか使えないということもないはずです。

 

気が付いたら場面によっては

無意識のうちに標準語を使うときもあるでしょう?

 

皆さんにはぜひ、

自分の地方の方言を大切にしていただきたいです。

 

だってそこで生活していないと

身につかない言語なのですから。

 

その方言を使いたくても使えない方もいます。

(大げさですが…)

 

なので深く考えず、

いつもの自分の言葉で、

たくさん赤ちゃんに話しかけてあげて下さい。

 

考えてはなしかけるより、

自然体のほうが赤ちゃんにも、

より心情が伝わりますよ!